巨人の新外国人ブライアン・マタ投手(26)=レッドソックス傘下3Aウースター=が9日、来日1年目のシーズンに集中するため3月のWBCベネズエラ代表入りを辞退していたことを明かした。1月時点では自身初出場する可能性が高かったが、夢舞台よりも巨人を優先。

「チームに貢献してほしいという思いで(巨人が)契約してくれたので。チームとの約束をしっかり果たすことが大事だと思って決めた」と語った。

 簡単な決断ではなかった。「スーパースターが出る大会。野球をやっていたらもちろんその一員になりたいって思いはある」と国を代表して戦うことは昔から目標の一つだった。日本野球にリスペクトを抱くきっかけになったのもWBC。それでも「自分の優先順位は巨人でのプレーだった。一番はシーズンに向けて良い準備をすること。1軍でポジションを勝ち取るために日本にいたい」と巨人で活躍する道を選んだ。

 米複数球団からメジャーキャンプの招待選手としてオファーを受けていた中で、日本球界に挑戦した最速160キロ右腕。宮崎キャンプでも順調な調整を続けており、最近覚えた日本語は「また明日」。初体験の日本食、異国でのコミュニケーションも全て「問題ない」。

WBCより巨人―。アツい心意気でシーズン開幕に照準を合わせた。

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