◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽ノルディックスキー・ジャンプ 男子個人ノーマルヒル(9日、プレダッツォ・ジャンプ競技場)

 初出場の二階堂蓮(日本ビール)が銅メダルを獲得した。1回目で6位につけると、2回目で106・5メートルのビッグジャンプを決め、ガッツポーズ。

合計266・0点が表示されると、雪山で吠えた。グレゴア・デシュバンデン(スイス)と同点で、異例の銅メダル2人決着となった。

 北海道・江別市出身の24歳。父・学さんは元ジャンパーで、91年世界選手権代表に入るなど一戦で活躍した。その父に8歳の頃、札幌ジャンプ少年団の体験会に誘われ競技を始めた。今大会のバルディフィエメの地は、学さんが世界選手権に出場した縁深い地。父は五輪に出場できなかったが、父が輝いたその舞台で躍動し、恩返しのメダルとなった。

 今季ブレークし、W杯5戦目で表彰台に乗ると伝統のジャンプ週間を兼ねた1月4日のインスブルック大会(オーストリア)で念願の初勝利。出場した個人20戦で7度の表彰台に上り、W杯個人総合ではエースの小林陵侑(チームROY)に続く、3位。日本の二枚看板に成長した。

 ◆二階堂蓮アラカルト

 ▼生まれ 2001年5月24日。北海道・江別市生まれ。

24歳。

 ▼経歴 江別大麻泉小―江別大麻東中―下川商高―東海大(中退)

 ▼競技 1991年世界選手権代表経験もある父・学さんのすすめで、小2から札幌ジャンプ少年団でジャンプを始める。中2で全国中学2位、高3時には全国高校総体に優勝。

 ▼Wデビュー 高3でW杯札幌大会に出場し、2戦で35、46位に終わり本戦に進めず。22~23年シーズンに遠征メンバー入りし本格参戦。25年11月29日のルカ大会(フィンランド)で2位に入り、初の表彰台。

 ▼代表 世界選手権は23、25年の2大会に出場。

 ▼五輪会場 ジャンプ会場のプレダッツォ・スキージャンプ・スタジアムは父学さんが出場した世界選手権と同会場。

 ▼趣味 アニメ、映画観賞。

 ▼試合前のルーチン 深呼吸。

 ▼家族 1月13日にインスタグラムで麗奈さん(26)との結婚を報告。約2年前に飲み屋で酔いつぶれて介抱してもらったのが出会い。

 ▼サイズ 1メートル66センチ。

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