栃木県支部を代表する強豪チームの上三川ボーイズと県央宇都宮ボーイズは、昨秋の支部予選で敗れ春季全国大会出場を逃した。上三川は高校へ進んだ先輩の活躍を刺激に、県央宇都宮は昨夏の選手権大会4強のメンバーを中心に、巻き返しを図るべく寒風の中、必死に白球を追っている。

かつて「黒潮打線」で甲子園を沸かせた銚子商の地元で、昨年1月結成された銚子ボーイズ(千葉)は、充実の2年目シーズンを迎える。

 山あいにある2面の専用グラウンドで、県央宇都宮ナインの声が山肌にこだまする。昨夏は選手権大会4強も、新チーム結成後、昨秋の春季全国大会予選は決勝で惜敗。その悔しさが原動力となり、冬を熱くしている。

 「野球だけじゃなく、例えば掃除の仕方とか見直しました。人としてしっかりやろうと」。旧チームから中心選手の中島主将は明かした。練習の合間にはナインが集まり、声を掛け合い次の行動へ。「ここで野球を頑張りたい―。責任感を持って臨む。考えることを止めない。人間力だと思っています」。

就任11年目の影山崇監督(55)は力説する。

 走攻守にバランスが取れている。投手陣は経験豊富な左腕・齋藤理とMAX130キロ超の右腕・櫻井の二枚看板が健在。捕手・日下田、遊撃・中島主将、副主将の小田と蜂巣が脇を固める。そして、スキを突く走塁は目を見張る。「実は一番力を入れています。ワンバウンドの投球は、迷わずゴー。次の塁を狙います」と影山監督。4番の小田は「この冬をどう過ごすか。僕自身長打力を付け、全員の力を合わせて夏は全国に出場したい」と力を込めた。

 2021年の春季全国大会優勝、夏の選手権大会準Vは記憶に新しい。「準備が大事、大切だと言ってます。

いいチームになる感じがしています」。影山監督も期待する26年。寒風の中、逆襲が始まっている。

【県央宇都宮ボーイズ・部員】※は主将

 ▽2年生 ※中島結人、井上哲太、菊地悠日、高柳心翔、岡澤悠斗、櫻井日陽、半田楓太、日下田海晟、中川勇晴、小峰瑞成、高橋稟央、塚越栄路、齋藤理人、駒場悠晃、毛利虹青、阿久津樹、北本晃葵、冨永悠斗、菅沼櫂、蜂巣央将、小田一颯、小林倭、布施谷志庵、横山竣平、塩澤蓮、金井楓馬

 ▽1年生 加藤聖悟、横山丈輝、白藤隼弥、福田連旺、押田歩、和田承恭、石川芯、亀田優真、加藤咲大朗、山崎大輝、大貫叶真、板垣龍來、齋藤朝陽、山中蒼斗、中山翼、高野春希、中郷大和、善山悠良、荒井健、稲葉明日稀

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