スキージャンプの男子個人ノーマルヒルで銅メダルを獲得した二階堂蓮=日本ビール=が下川商高時代に通っていた北海道・下川町にある創業90年の老舗「矢内菓子舗」の3代目社長・矢内眞一さんが10日、スポーツ報知の取材に応じ、二階堂の快挙を祝福した。

 矢内さんはこの日、午前3時に起床してテレビ観戦。

1回目で6位につけた後の2回目、106・5メートルの大ジャンプを目に焼き付けた。「調子がいいからメダルに届くと思っていました」と、初出場の24歳の奮闘をたたえた。人口約2700人の下川町民も大興奮といい、「町中、蓮くんのメダルの話で持ちきりです」と明かした。

 スキージャンプ界のレジェンドで、同町出身の葛西紀明も通う名店。矢内さんの孫娘が二階堂と同じ札幌ジャンプ少年団に所属していた縁で、二階堂が小学生の頃から知り合いだった。矢内さんの娘・津志田志保さんは「面白い子ですよ」とムードメーカー的存在だったと明かす。下川商高時代には「帰る時によく寄ってくれました」(矢内さん)。アップルデニッシュと焼きそばパンの組み合わせが好物で、最後に来店したのは1~2年ほど前という。孫娘が「おめでとう。お店でも応援するね」と連絡すると、二階堂からは「ありがとう。お茶の間をわかせてくる」という返信があったという。

 二階堂の熱い思いを受け取った同店(日曜、月曜定休)では、二階堂とスキージャンプ女子代表で下川町出身・伊藤有希のシルエットが表面に描かれた「応援パン」を5日から、1日各20個ずつ発売中。

二階堂の応援パンは、ふわふわの生地にコーヒー生クリームと生乳カスタードが入っているのが特徴で「(開幕直後の)7日は皆さん結構買いに来られました。今朝も(オープン後30分の段階で)ぽつぽつと来られています」と話した。

 二階堂は混合団体(11日)、ラージヒル(15日)、伊藤はラージヒル(16日)に挑む。「有希ちゃんは小さい頃からよく来てくれて、下川に帰る度に必ず寄ってくれる。2人ともまた頑張ってほしいですね」とエールを送った。

編集部おすすめ