元大相撲の小結で元プロレスラーの安田忠夫(やすだ・ただお)さんが10日までに亡くなっていたことが分かった。62歳だった。

複数の関係者が明かした。詳しい死因は明らかになっていない。

 1963年10月9日、東京・大田区で生まれた安田さんは、中学を卒業し大相撲の九重部屋に入門した。

 79年春場所に初土俵を踏み、しこ名を「孝乃富士」に改名し、86年夏場所に新入幕を果たした。小結まで昇進したが92年夏場所限りで引退した。

 93年6月、新日本プロレスに入門。94年2月24日に日本武道館での馳浩戦でデビューした。身長195センチ、体重130キロの体格を生かしたパワー殺法で人気を獲得した。さらに2001年には総合格闘技デビュー。同年12月31日の「INOKI BOM―BA―YE 2001」でジェロム・レ・バンナから大金星を挙げ脚光を浴びると、02年2月にIWGPヘビー級王座を獲得した。

 しかし、新日本プロレスでは素行不良で04年9月に無期限出場停止処分を受け、05年1月18日に解雇された。

 その後はIWA・JAPAN、ZERO1―MAXなどに参戦。

アントニオ猪木さんが設立したした「IGF」の07年6月29日の両国国技館での旗揚げ戦でジョシュ・バーネットと対戦。2011年2月4日に後楽園ホールで引退記念興行を行い引退した。

 引退後は、芸能事務所に所属しタレント活動などを行うも長続きせず、都内の駅で列車見張員の仕事をするなど職を転々としていた。

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