ライブBP14球5人2K 巨人の大勢投手(26)が12日、宮崎キャンプ最終日に実戦形式のライブBPに初登板。滑りやすいとされるWBC使用球を操って決め球のフォークで空振りを奪うなど、打者5人を相手に14球で2安打2奪三振と好投した。
大勢が放ったボールが、打者の足元で消えた。宝刀・フォークでドラ5・小浜を空振り三振に仕留めると、右腕の心はスッと軽くなった。「フォークで空振りを取るというのを目標にあげた。思い描いている通りの軌道で落ちてくれた」。NPB球と比べて滑りやすいWBC球で、1月から試行錯誤を重ねてきた決め球。納得の1球を投じ、確かな好感触を得た。
真っすぐにも威力があった。先頭の佐々木に投じた初球のストレートに、バットは追いつかなかった。この日の最速は153キロ。緩急を自在に操り、打者のべ5人と対戦して2奪三振。
同じ日の丸を背負う選手が続々と実戦登板する姿を見て「他の人は投げているのに、僕は投げていない」と感化された。7日にはライブBP、11日には紅白戦が行われたが右腕の登板はなし。杉内・内海両投手コーチに志願し、宮崎キャンプ最終日の「大トリ」メニューで登板が実現。今季初実戦形式で全14球を投げ、手応えをにじませた。侍ジャパンでバッテリーコーチを務める村田コーチも「本人の中でも良いボールを投げられた感覚はあったと思う。また次の段階に行ける」とうなずいた。
緊急事態を救う。西武・平良海馬が左ふくらはぎの肉離れ、阪神・石井大智が左アキレス腱(けん)損傷で、WBC出場を辞退。中継ぎ候補として有力視されていた両投手が離脱し、右腕への期待はますます大きくなる。「みなさん、いろいろな調整を早めたりしてきたと思う。
この日で宮崎キャンプが打ち上げ。侍ジャパンの宮崎合宿に参加するためチームを離れる背番号15は練習後に手締めのあいさつを務め「世界一の座を獲得できるように、巨人を代表してしっかりとプレーしていきたい」と決意表明した。阿部監督も「頂点を取って帰ってきてもらいたい」と期待を寄せた。身も心も、サムライとして戦う準備はできた。(北村 優衣)
〇…大勢が巨人ナインから粋な演出で送り出された。14日から始まる侍ジャパンの宮崎合宿に参加するため、この日でチームとはお別れ。レミオロメン「3月9日」やEXILE「道」など“卒業ソングメドレー”が球場に流れた。「引退するみたいな雰囲気が出ていた。手締めの後も引退スピーチみたい。










![Yuzuru Hanyu ICE STORY 2023 “GIFT” at Tokyo Dome [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/41Bs8QS7x7L._SL500_.jpg)
![熱闘甲子園2024 ~第106回大会 48試合完全収録~ [DVD]](https://m.media-amazon.com/images/I/31qkTQrSuML._SL500_.jpg)