連日の寒さに負けず、故障者ゼロで終えた1次キャンプ。ドラフト1位の竹丸や新加入の則本、新外国人らが話題になる中、確かな存在感を示した選手をスポーツ報知巨人担当が「宮崎キャンプMVP」として選出した。

 より一層、頼もしさが増したように映った。昨季自己最多&チームトップ11勝の山崎伊織投手(27)は宮崎キャンプを「充実した12日間」と総括した。最終日もブルペン入りし、意図的にギアチェンジしながら実戦想定の58球。最後の「よしっ!」の一声に、順調な調整ぶりがにじんだ。

 22歳のルーキーからチーム最年長37歳の田中将まで、若手と実績組が融合した今春の1軍メンバー。そこに今年から35歳の則本が加入した。連日、活気にあふれた投手陣。その雰囲気を作っていた一人が背番号19だった。「僕は全然(何も)」と謙遜するが、プロ14年目の則本からは「新しいチームで不安もあった中、伊織だったりがすごく雰囲気良くやってくれた。そこにうまく溶け込めた。ウェルカムな感じがすごくうれしかった」と感謝された。

 3年連続2ケタ勝利で貯金7を作っても、昨年はリーグ3位。

1人の力ではペナントを制すことができないと知った。立ち居振る舞いもエース格へと成長している6年目の右腕。「チーム一丸となって勝つために頑張っていきたい。沖縄に行って、もっと磨いて、野球を突き詰めて、1年間戦い抜ける土台をつくって挑みたい」。誰もが認める柱へとなりつつある。(投手担当・堀内啓太)

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