巨人のドラフト1位・竹丸和幸投手(23)=鷺宮製作所=が、チームの対外試合初戦、15日の広島との練習試合(那覇)でプロ初先発することが13日、分かった。開幕ローテ入りを目指す即戦力左腕は11日の紅白戦(サンマリン宮崎)でリリーフで1回無失点と好投。
即戦力ルーキーへの期待の表れだ。竹丸が、今季初の対外試合で“開幕投手”に大抜てきされた。1月の新人合同自主トレ、2月の宮崎キャンプと順調に調整を続け、社会人ナンバーワン左腕の力の片りんを証明。まずは“プロ初先発”のマウンドへとステップアップした。
相手は広島で育った左腕と縁も深い、赤ヘル軍団に決まった。父の影響で幼い頃から阪神ファンだったが、人生初の野球観戦は広島戦。プロ野球選手を目指す原点になった。シーズン中に何度も対戦が予想される相手であるだけに、少しでも厄介な印象を与えられればそれだけで大きな収穫。ローテ入りを目指す1年目のシーズンに向け、大きくプラスに働くはずだ。
宮崎では安定感抜群の投球を見せてきた。7日の実戦形式のライブBPでは、打者のべ5人と対戦して無安打1四球、2奪三振。11日の紅白戦では、白組の4番手として6回から登板し、最速147キロで1回を無安打2Kの完全投球を披露した。祝日で2万人の大観衆が視線を送ったが「緊張は特になかった」と持ち前の強心臓ぶりを見せた。
歴代の左のエースも、背番号21の調整ぶりを高く評価している。杉内投手チーフコーチは紅白戦終了後、「いいボールを投げていた。次は複数(イニング)投げさせようかなと思います」。内海投手コーチも12日の宮崎キャンプ打ち上げ後「(調整は)めちゃくちゃよかった。これからもう少し自分らしさが出てくるとさらに良くなる」と、系譜を継ぐ後輩に太鼓判を押していた。
「暖かくなって体もしっかり動くようになると思う。出力も上げていきたい」と宮崎キャンプ終了時に語っていた左腕はこの日、2次キャンプに向け沖縄入りした。温暖な地でさらに状態を上げ、本領を発揮する。
◆近年の主な巨人ドラ1投手の対外試合初登板
▽菅野智之(13年2月24日)オープン戦・楽天戦(那覇)で先発。3回2安打無失点と完璧な投球。
▽平内龍太(21年2月17日)対外試合初戦、広島との練習試合(那覇)に先発。3回1安打無失点。
▽西舘勇陽(24年2月18日)対外試合初戦、韓国サムスン戦との練習試合(那覇)に先発。2回1失点。










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