◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽フィギュアスケート(13日、ミラノ・アイススケートアリーナ)

 【ミラノ(イタリア)13日=大谷翔太】男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)22位から出た三浦佳生(オリエンタルバイオ・明大)は170・11点、合計246・88点だった。

 冒頭の4回転ループを成功。

続く4回転サルコーは転倒したが、4回転―3回転の連続トウループ、単発の4回転トウループを着氷した。演技後は両手でガッツポーズを作った。演技を終え、「今日は非常によく滑れていたと思うし、最後まで落ち着いて1点を多くもぎ取るっていうことができた。オリンピックの経験としてもいい経験で終わることができたなと思う。4年後しっかりメダルを取れる選手になって帰ることが自分の役割というか、今回経験させてもらった上でのやるべきことかなと思う。あとは(鍵山)優真と(佐藤)駿がしっかり結果を残せることを祈って、僕は応援するだけ」と振り返った。

 三浦にとってはほろ苦い五輪デビューとなった。ミラノ入り後、右のスケート靴が破損。ジャンプの着地時に折れ曲がりやすくなるなど影響が出て、調整に苦しんだ。SPでは、2本の4回ジャンプが決まらず76・77点。自己ベストからは約26点も下回り、失望に暮れていた。

 フリーに向けては、佐藤駿(エームサービス・明大)を指導し、靴のメンテナンスのプロでもある日下匡力(ただお)コーチが、補強のためプラスチック素材の板を入れて補強。

チーム・ジャパンが一丸となって三浦を送り出していた。

 今大会は、ジュニア時代から切磋琢磨してきた鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)、佐藤の3人で出場。「出るからには、結果を出したい」と、表彰台を目標に掲げてきた。日本が銀メダルを獲得した団体から刺激を受け「次は、自分も選んでもらえるように」と思いを改めていた初めての夢舞台。貴重な経験を積み、2030年フランス・アルプス地方で開催される五輪を目指す。

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