パドレスのダルビッシュ有投手(39)が14日、3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けた侍ジャパンの宮崎合宿に、アドバイザー役として参戦した理由について言及した。前回大会で世界一に貢献しながらも、昨年10月に右肘手術を受けた影響で今大会の出場は断念した。

右腕は決断の要因について問われると、「井端さん、ずっと敬語だったので、それがとにかく圧がすごくて。ずっと自分も、井端さんが現役時代はごあいさつさせていただいたんですけど、その時はもちろん敬語ではなかった。今回はずっと敬語だったので、そういうところも含めてやっぱりちゃんとお受けしたいなっていうところで…」と、指揮官の“話術”を挙げた。

 ダルビッシュは、合宿初日となったこの日、午前9時9分にチームバスとともに球場入り。集まったファンからは「ダルさん~!」と歓声が飛んだ。ブルペン一番乗りとなったソフトバンク・松本裕樹投手には熱視線を送り、投球練習後にはすかさずマンツーマンでアドバイス。変化球の握り方などを含め、タブレットを用いながら指導にあたっていた。その後は日本ハム・北山亘基投手とも話し込むなど、積極的にコミュニケーションを取った。

 出場メンバーへのリスペクトも忘れなかった。チームと同じ背番号「11」のウェアが用意され、「もう本当にこれは、ここまでしていただけるっていうのは本当に光栄なことですし、これは本当に感謝します」。ユニホームも準備されているが、着用はしておらず、「一応いただいてはいますけど、着るつもりはないです。着る資格があるとは思ってないので」と、キッパリ言い切った。

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