阪神・岡田彰布オーナー付顧問(68)が14日、練習試合・楽天戦(宜野座)前に取材に応じ、新外国人のキャム・ディベイニー内野手(28)=前パイレーツ=の遊撃構想に待ったをかけた。05年に遊撃から一塁転向を命じたアンディー・シーツを例に出し、捕球時に足を使えていない点が共通しているとして「しんどい」と指摘した。
百戦錬磨の岡田オーナー付顧問の表情がゆがんだ。報道陣から遊撃レギュラー候補のディベイニーについて問われ「そうやなあ、守備がなあ…」とぼやき始めた。「向こうは打球が速い。待ってても来る。日本はな、左(打者)の足の速いやつはちょこんと内野安打を狙いにいくよ。そう考えると、やっぱり足を使わんとショートはしんどいで」。現時点において厳しい評価を下した。
7日から沖縄・宜野座キャンプを視察している前監督。11日の紅白戦でテレビ解説を務めた際には、二遊間のゴロを捕れなかった(記録は中前打)新助っ人に関して「前に来ない。足を使えない。甲子園の土のグラウンドは怖いよ」と指摘していた。自身の新人時代にはブレイザー監督から米国式で足裏に体重を満遍なくかける「べた足」を指導されたが、「(日本人は)前にいくから(守備の構えは)つま先に重心(が大事)」と日米の違いを思い返した。
第1次政権時代の05年。当時の岡田監督は広島から移籍したシーツに遊撃から一塁転向を命じたが、現在のディベイニーと同じように足を使って前に出る動きに難点があったという。「20年以上もアメリカで野球してたらなかなか慣れへんぞ」。ここまで3試合で失策1。この日の楽天戦は2度の守備機会を無難にこなし、早出特守などにも励んでいるが、適応は容易ではないと踏んでいる。
昨季固定できなかった遊撃はディベイニーに加え、小幡、熊谷、木浪らがレギュラーを狙う。阪神の優勝を強く願う岡田顧問は他球団の戦力と比較して「そら強いやん。普通に考えたら勝つの当たり前やんか、おーん!」と断言し、日本ハム・新庄監督との約束も明かした。「『今年(交流戦で)北海道ないから。日本シリーズでしか北海道行けへんから』って言うといたよ」。球団史上初のセ・リーグ連覇を見据えるからこそ、遠慮なく物申す。(中野 雄太)
◆岡田彰布監督とアンディー・シーツ 就任1年目を終えた岡田監督は04年オフに広島で2年間、正遊撃手を務めたシーツを獲得。










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