ドジャース・山本由伸投手(27)がバッテリー組キャンプ3日目の15日(日本時間16日)、アリゾナ州グレンデールの球団施設でキャッチボールなどを行って汗を流した。

 昨季、メジャー2年目で初めてシーズンを完走。

チームで唯一先発ローテを守って30登板で12勝8敗、防御率2・49の成績を残すと、ポストシーズンでも2登板連続完投など大車輪の活躍を見せた。ワールドシリーズでも後がなかった第6戦で先発して勝利投手になると、翌日の第7戦で救援登板して胴上げ投手になる圧巻のフル回転を見せた。

 ワールドシリーズ最終戦が昨年11月1日(同2日)。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)開幕へ約4か月と迫っていた。疲労が心配される中で、12月から本格的にトレーニングを再開し、状態に問題がないことを確認し、侍ジャパンに入ることが決まった。

 ドジャースからは大谷翔平投手(31)も出場するが、投手としては登板せずに打者に専念。佐々木朗希投手(24)は昨季右肩痛で離脱したこともあって大会に出場しないこととなった。

 今季もエースとしてフル回転することが期待される山本だが、ドジャースがWBCへ快く送り出した理由はあった。ゴームズGMは「山本に関しては、彼は完全なプロであり、信じられないほど見事に準備をしているので、開幕に向けて彼を最高の状態にできるよう確認していく。彼は実戦に向けて少しペースを上げるかもしれないが、それらの登板をレギュラーシーズンに向けた調整として利用することも有益だ」と説明。山本の自己管理能力を高く評価してこそのゴーサインだった。

 山本はバッテリー組キャンプ初日だった前日13日(同14日)にライブBP(実戦形式の練習)で登板するなど、精力的に調整している。

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