岡本和真内野手がキャンプインしたブルージェイズの主砲、ウラジーミル・ゲレロ内野手が16日(日本時間17日)、フロリダ州ダンイーデンでメディアに対応。ドミニカ共和国代表としてのワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に初出場する意気込みなど語った。

 満を持して、主砲が祖国の代表となる。「WBC大会、そしてキャンプに備えて、7週間、ハードなトレーニングをやってきた。体調もメンタルもとてもいい状態。オフは短かったがいい準備ができた」とゲレロ。3月のWBCに備えて、前倒しで練習を積んできたことを明かした。

 2023年の前回大会は、キャンプで右膝を痛めて辞退しただけに、「国の代表チームに入ることは、大きな意味がある。父は、一度もWBCでドミニカ共和国としてプレーできなかったから。父にその姿を見せることが、出場を決めた一番の理由だ」と語った後、自身が代表入りを決めるよりも先に、殿堂入りでメジャー通算449本塁打の父から「ドミニカ共和国の代表としてプレーしなさい」と”お達し”があったと明かした。

 昨季はドジャースとのワールドシリーズで第7戦の末に敗れた。「あの試合の後、一番最後までダグアウトに残っていたのは私だった。私は、あの場所で、もうページをめくるつもりだったんだ。ダグアウトを引き上げた時、現実と向き合った。

私にあったのは、素晴らしいシーズンを過ごしたことへの、神への感謝だけだった」と気持ちを切り替えた。

 岡本という新人が加入した今季は、まず、WBCでの王座奪回を目指し、ワールドシリーズ制覇という”ダブル世界一”に挑むシーズンとなる。「去年以上に期待が大きいが、同じメンタルで挑む。どの試合も、どの年も、全てを出し尽くす覚悟でやっている。プレッシャーへの対処の仕方は人によって違うが、私の場合は、プレッシャーがかかるほど、いいと考えている。願わくば、全てが上手くいくように」とゲレロ。J・ソト外野手、F・タティス外野手らスターそろいのドミニカ共和国代表は、グループDに入る。まずは、13年以来の王座奪回を弾みに、ペナントレースを迎えたい。

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