◆第43回フェブラリーS・G1(2月22日、東京競馬場・ダート1600メートル)

 第43回フェブラリーS・G1に、チャンピオンズC・G1で牝馬として10年ぶりに勝ったダブルハートボンドが参戦する。そのチャンピオンズCで9センチ差で2着に敗れたウィルソンテソーロも、虎視たんたんと逆転を狙う。

 速い時計なら勝機は増す。中央G1初制覇を狙うウィルソンテソーロは17日、美浦・坂路で翌日の最終追い切りに備え調整。高木調教師は「順調にきています。状態は良いです。地方の深い砂よりも軽い砂の方がいいので、東京は合うと思います。ただ、凍結防止剤の影響もあってか、今の東京のダートはそんなに時計が速くないですね。この1週間でどうなるかですね」と現在の馬場傾向を気にしつつ、速いタイムでの決着を望んだ。

 24年のJBCクラシック(佐賀・ダート2000メートル)を制するなど、以前は中距離で活躍していた印象が強いが、距離については「1800メートル、2000メートルだと道中で抱えていかないと最後に甘くなりますが、マイルは競馬がしやすいと思います」と、適性はマイルにシフトしてきているというのが高木師の見立てだ。

 盛岡競馬場で行われた3走前の南部杯では、1分34秒3の好時計で2着に4馬身差をつけて完勝している。南部杯と同じ左回りのワンターン(コーナー2つ)という舞台設定の今回。高速決着になれば、ますます侮れない存在となりそうだ。(三戸 達也)

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