ブルージェイズの岡本和真外野手(29)が、キャンプ2日目の17日(日本時間18日)、ライブBPで、日本ハム、楽天でプレーし、今季メジャーに復帰したコディ・ポンセ投手から、左翼ポール際に大ファウルを放つなど、3投手と対戦して3打数1安打だった。フリー打撃では27スイングで2本の柵越え。

早出特守に加え、居残り走塁練習と精力的に汗を流し、21日(同22日)のオープン戦初戦(対フィリーズ)に備えて調整を進めた。

 ライブBP2日目は、元NPB対決となった。打席に岡本。マウンドには楽天、日本ハムとNPBで3年間プレーして10勝16敗の成績を残した後、昨年は韓国・ハンファで17勝1敗でタイトルを総なめにしてMVPとなったポンセ。今季からブルージェイズと総額3000万ドル(約46億円)の3年契約を結んでいる。正三塁手と先発ローテとして期待されて新加入した2人が対峙(たいじ)した。岡本はカウント2―1からの4球目、内角寄りのボールをフルスイング。左翼ポール際へ飛距離十分の当たりに、ゲレロ、スプリンガーらが歓声を上げたが、協議の上にファウルと”認定”された。

 「ホームランかなと思いつつ。風で流れましたけど。皆さん(報道陣)の方が(角度的に)分かりやすいんじゃないですか。どうですか」と、岡本はメディアに”チャレンジ”。

3打数無安打だった2024年6月11日の交流戦(対楽天)以来となった対戦は、最後9球目のカーブを空振り三振し、ポンセに軍配が上がったが、双方に見応えある打席となった。

 第2打席は三ゴロ。第3打席は97マイル(約156キロ)の直球を弾き返し、左翼線二塁打と推定される当たり。3投手と対戦し、計12球の球筋を見極めた。「きょうはきょうで、また違うピッチャーと対戦できたんで、すごく良かったです。前に飛んでうれしかった。今は結果ではなく、球に対して自分がどういうふうなのか、という実戦感覚なんで、思い切って振っていこうと思っています。いろんなことを意識しながらやれている。たくさん練習して、こういう機会を少しでも多く(試合で)使えるようにやっていきたいです」

 

 この日は、早出&居残りのフルメニュー。早朝から、本拠ロジャーズセンターを考慮し、人工芝練習場で捕球練習を行い、居残りでブディンスキ一塁コーチと走塁練習。リードの幅を確認する作業を行った。守備練習では、ファブレス三塁コーチが、下手投げのトスを打つノックを行い、ギリギリまで右側にシフトした守備位置からの連携プレーも行った。

 「初めての体験というか。打った打球なので、実戦に近い。凄くいい練習になりました。ショートに近いところでやりましたけど、投げる角度だったり、そういうのに慣れていかないといけない」と課題は明確だ。「まだ始まったばっかりですし。焦らず自分のペースでやっていければいいかなと思います」と充実感をにじませた後、ここまでのキャンプを振り返り、「結構、いい感じですよね」。カメラ目線で「決め」の笑顔を見せた。

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