◆第43回フェブラリーS・G1(2月22日、東京競馬場・ダート1600メートル)追い切り=2月18日、栗東トレセン

 G1初挑戦Vへ態勢は整った。ロードクロンヌ(牡5歳、四位洋文厩舎、父リオンディース)は栗東・CWコースで馬場の内側を余裕十分の動き。

単走で力みなくラストは11秒8。最後までゆったりした脚さばきで6ハロン84秒5でまとめ、美浦から駆けつけた横山和生騎手=美浦・フリー=は「輸送もありますし、やりすぎないように気をつけて、リズムと反応を確認しながらの調教でした。すごくいい状態です。プロキオンSの時点で高いレベルの状態だったけど、そこを使ってもうひとついい雰囲気できていると思います」と重賞初勝利の前走から、さらなる上昇を感じ取っていた。

 騎手時代の02年にアグネスデジタルで勝ち、調教師との史上初の双方制覇のかかる四位調教師も納得の表情。「馬はほぼできあがっている。気力も体力も十分。いい追い切りだったと思う。直線は仕掛けたら、どれだけでも伸びていきそうな感じだった」と指揮官。東京への輸送を考慮し、最終調整は狙い通りソフトに済ませた。

 重賞で〈3〉〈2〉〈2〉〈3〉〈2〉着と惜敗続きだったが、前走で待望の初タイトル。トレーナーは「今年はこの馬にとって飛躍の年にしてほしい」と期待を込める5歳牡馬が、勢いに乗ってG1の壁も突き破る。

(内尾 篤嗣)

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