元巨人投手でジャイアンツアカデミーコーチの東野峻氏(39)がこのほどアフリカ南部のボツワナ共和国で野球指導を行った。

 官民連携でスポーツを通じた国際交流・協力を推進する「スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)」の事業として行われた。

 東野氏はアフリカのマラウイ共和国での野球指導を行った後、ボツワナ共和国に移動。2月13~15日に子ども向けの野球教室とソフトボール指導者向けの講習会を行い、ボールの投げ方などを熱血指導した。

 現地ではJICAボツワナ事務局、ボツワナスポーツ庁、オリンピック委員会なども訪問して情報交換した。ボツワナは野球は行われていないが、ソフトボールが盛んで約50年の歴史があるという。今回の取り組みはソフトボール協会の「野球も普及させたい」という思いから実現した。

 東野氏はボツワナの食事も体感。貴重なたんぱく源と言われるイモムシを食材にした料理「パネ」にも挑戦した。

 世界的に見れば、サッカーなど他競技に比べて認知度や普及の割合が低い野球を少しでも広めようとの思いで今回の活動が行われた。

 新たな挑戦、異例とも言える約2週間のアフリカ遠征を終えた東野氏は「今回アフリカの2か国を周ってみて野球、スポーツに国境は関係ないと感じました。野球未開拓地でしたが、年齢性別関係なく野球を通して笑顔になれる姿、必死になれる姿を見て本当にアフリカに来て良かったと感じました。子どもたちには仲間を大切に思う気持ちや、一生懸命にやり抜く気持ちを積極的に伝えました。活動を通じ、改めて野球というスポーツをもっと多くの人に知ってもらいたい、私自身も熱意、誠意を持って普及振興をして行かなければと強く感じました」とコメントした。

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