ブルージェイズの岡本和真内野手が(29)が18日(日本時間19日)、ライブBPで、メジャー通算108勝のベリオス、昨年79試合登板の中継ぎ左腕リトルと対戦。一飛と見逃し三振だった。

フリー打撃は26スイングで4本の柵越え。400フィートの中堅に立つ高さ約7メートルの黒幕を越える推定130メートル弾を放つなど、センター方向中心に快音を響かせた。三塁守備ではバント処理を含めた投内練習で汗を流し、充実した1日となった。

 球宴2度選出の右腕ベリオスと対戦した岡本。カウント1―2からの4球目は、詰まらされて一飛。2打席目は、昨年ワールドシリーズ第3戦で、延長18回にドジャーズのフリーマンにサヨナラ弾を浴びた左腕・リトルと対戦。2つの空振りの後、ファウルで粘り、最後は際どい外角球にバットを止めた。スタッフは、ストライクと判定。岡本は悔しがり、スプリンガーは「コンピューターが間違ってるよ!」と、猛抗議した。

 なぜ、ここまで胸熱なブーイングが起きたのか。「2組に分けて得点を競争していたから」と明かしたのは、ポプキンス打撃コーチ。練習に勝負の要素を加えて、より楽しくがブ軍流。

スプリンガーが、岡本に投手の持ち球や球筋を熱心に教えていたのも、納得だった。結果は見逃し三振も、追い込まれた後、8球粘った内容に、同打撃コーチは収穫をみる。「彼がどうスイングをつくりあげていくのか、ケージやBPをみているが、日々、ハードに練習を積んでいる彼の準備に、感心している。ここまで全て順調だ。バットスピードがあり、広角に打つ技術、パワーを備え、ウチの打線に完璧にフィットするだろう。性格が良くて、彼の笑顔は自然と周囲に広がっていくようだ」と目を細める。

 ポプキンス打撃コーチによると、デビュー戦となる現地21日のオープン戦本拠地開幕戦(対フィリーズ)から、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)参加のため、月末に一時離脱するまでには「12打席程度」立つ予定。「チームに慣れて、出来るだけ心地よくできる状態にして欲しい」と語った。

 メジャーへの適応のための模索は続いている。序盤に、チャンドラー社製のバットを使った岡本が、最近、手にしているのは、トゥッチ社製のバットだ。大リーグでは、アストロズのアルテューベ、メッツのビシェットらが愛用。チャンドラー製が、ドジャース大谷翔平、ヤンキース・ジャッジら長距離砲が使っているのに比べ、こちらは、パワーがありつつ、打率も残す、ラインドライブの打球を打つタイプ向きといえるかもしれない。

使い分けについて岡本は「色が違うだけですよ」と煙に巻いたが、試行錯誤を重ねながら、感覚を研ぎ澄ませていく。

 

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