侍ジャパンのソフトバンク・近藤健介外野手(32)が3月のワールド・ベースボール・クラッシック(WBC)に向けて順調な仕上がりぶりを示している。19日に宮崎での強化合宿に参加。

シートノックでは左翼に入り、フリー打撃では広角に快音を響かせた。「実戦を積んでいく中で課題も出てきますし、また自分の役割も明確になってくると思うんで、すり合わせながらやっていきたい」とうなずいた。

 卓越したバットマンとしてかかる期待は大きい。米大リーグ公式サイトは18日(日本時間19日)、3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場20の国と地域のキープレーヤーを一人ずつ選出。日本代表はソフトバンクの近藤を選んだ。「大谷や山本のような世界的名声はないし、村上や岡本のようにメジャーと契約していないが、近藤は前回、パワー以外のあらゆる面で大谷に匹敵する、9安打(チーム2位タイ)、8四球(同2位)、4二塁打(チーム最多タイ)の成績を残した。身長173センチ、83キロとMLB基準からすると小柄だが、NPB通算打率は3割7厘、出塁率・417、長打率・456を記録しており、どんな状況でも安定した打席を見せ、日本の強力な打線を支える」と理由を語った。

 選出を伝え聞いた近藤は冷静だった。「みんな自分の役割があると思う。そこを全うしようかなという気持ちは変わらないです。つなぎ役だと思ってますし、そこは試合の中で、より打線が円滑に進むようには心がけていきたい」と思いを口にした。

 この日は前回大会の監督で、チームを優勝に導いた栗山英樹氏が合宿を訪問。

「連覇、おめでとうございます」と言葉をかけられた。近藤は「期待も込めての言葉だと思いますし。日本のファンの皆さんも期待してくださってる。より身の引き締まる思いです」と気合をにじませた。

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