◆ミラノ・コルティナ五輪▽ノルディックスキー・複合(19日、イタリア・プレダッツォ、テーゼロ)

 渡部暁斗(北野建設)と山本涼太(長野日野自動車)が出場した19日のノルディックスキー・複合の団体スプリントクロスカントリー。生中継したNHK総合「ミラノ・コルティナ2026オリンピック」(午後10時)の世帯平均視聴率が8・7%を記録したことが20日、分かった。

個人視聴率は5・0%だった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

 今季で引退する渡部にとっては自身6度目の五輪で最後のレース。9歳年下の山本と団体スプリントに挑み、日本は6位に入った。渡部は今大会中、存続危機にある同競技のライブ観戦をSNSを通じて呼びかけており、ノルディックスキーの視聴率に注目が集まっていた。

 渡部は今月11日に自身のX(旧ツイッター)で異例のお願い。「IOCはノルディック複合の存続に対してTV視聴率にも注目しているので是非沢山の方にライブ観戦していただけたら嬉(うれ)しいです」と呼びかけ、翌12日には「視聴率9%くらいだったようです。応援してくださった皆様ありがとうございました!」と感謝。16日の投稿でも「ラージヒル個人も視聴よろしくお願いします!」と再度投稿していた。

 ノルディック複合に関しては、IOC(国際オリンピック委員会)のデュクレイ競技部長が8日の会見で「ミラノ・コルティナ五輪での状況を注視。その評価に基づいて2030年仏アルプス五輪での実施を判断する」と発言。

 同競技についてはメダル常連国が一部に限られる点、女子の選手層が世界的に薄く冬季五輪実施競技で唯一、女子種目がない点などから五輪種目としての存続危機がささやかれてきた。

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