◆オープン戦 ▽東京ガス5―1早大(20日・早大グラウンド)

 東京六大学リーグの早大は、23日からの米国遠征を前に社会人野球の東京ガスと今季初のオープン戦を行った。

 試合は1―5で敗れたが、新主将の香西一希投手(3年=九州国際大付)が先発し3回を1安打無失点と好投。

「変化球と真っすぐのコンビネーションが良かった。昨年の秋は困った時は真っすぐ頼みになっていたが、変化球を使いながら、(打者のタイミングを)ずらすことができていた」と振り返った。

 キャプテンであることを示す「背番号10」で登ったマウンドで無事に役目を果たし「すごく緊張感がありました。チームの代表として恥ずかしい姿は見せられないという思いを持って臨みましたが、マウンドに上がったら背番号は関係なく、自分のやるべきことをやるだけという気持ちになりました」と安堵(あんど)の表情。小宮山悟監督(60)は「自覚が芽生えた感じ」と満足そうにうなずいた。

 打線では、昨春から4番に座る寺尾拳聖外野手(3年=佐久長聖)が4打数1安打。NPBスカウトも認める力強いスイングが目を引いた。今年、背番号が「25」から「1」に“昇格”したスラッガーは「(早大の)野手の要の背番号。そうなれるようにしたいです」と表情を引き締めた。

 進路に関しては「プロに行きたい気持ちはあります。自分は守備が課題なので、守備の能力を上げることが必要だと思っています」。近年、早大の背番号1は、蛭間拓哉(西武=22年ドラフト1位)、吉納翼(楽天=24年ドラフト5位)がプロに進んでいる。

 この試合では昨年までのレフトではなくセンターを守り、本塁へ好返球するなど見せ場をつくった。高校時代の守備位置はセンター。「ポジショニングなどを指示できるので、センターラインを守るのはやりがいがあります」と充実感をにじませた。

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