◆米大リーグオープン戦 ロッキーズ2―3ダイヤモンドバックス(20日・米アリゾナ州スコッツデール=ソルトリバーフィールド)

 ダイヤモンドバックスのN・アレナド内野手(34)が20日(日本時間21日)、ロッキーズとのオープン戦に「5番・三塁」で先発出場。今季から加入した通算353本塁打のスラッガーが移籍後初の実戦で初アーチを放った。

 0―0で迎えた2回先頭の第1打席だった。1ボール1ストライクからの3球目、右腕センザテーラの82・9マイル(約133・4キロ)スライダーが浮いてきたところを逃さず、打球速度102・3マイル(約164・6キロ)、角度32度、飛距離408フィート(約124・4メートル)で左中間席に運んだ。先制ソロに球場は大歓声に包まれた。

 この日は2打数1安打1打点で途中交代。4月に35歳となるベテランは過去3度の本塁打王を含め、シーズン30本塁打を7度もマークしているが、24年は16本、昨季も12本に終わり、チーム再建を目指していたカージナルスは放出をもくろんでいた。一方でダイヤモンドバックスは昨季途中にスアレス(現レッズ)をマリナーズに放出したことで三塁が空席になっていた。アレナドが完全復活となれば、同じナ・リーグ西地区でワールドシリーズ3連覇を目指すドジャースに対抗することも夢ではない。

 アレナドは3月に行われるWBCにプエルトリコ代表として出場する。17、23年大会には米国代表として出場してきたが、今回は母がルーツを持つプエルトリコ代表に決定。同国はキューバ、カナダ、パナマ、コロンビアと同じ1次ラウンドA組に入り、同ラウンドは母国開催となる。プエルトリコは13、17年大会で準優勝した強豪国。13年には準決勝で日本と激突し、3―1で勝利した。

今大会は主将を務める予定だったリンドア(メッツ)らが保険問題で参加できない緊急辞退に見舞われ、出場辞退も検討していると報じられているものの、優勝候補であることに変わりはない。

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