阪神は21日、石井大智投手が大阪府内の病院で左アキレス腱断裂縫合術を受け、20日に退院したと発表した。石井は球団を通じて「侍ジャパンに選出してくださった井端監督をはじめ、関係者の皆様とファンの皆様の期待に応えられなかったこと、また追加招集となった選手に難しい調整で負担をかけてしまったこと、そしてタイガースの2026年シーズンを開幕から戦えなくなってしまったこと、申し訳ない気持ちです。

侍ジャパンのWBC連覇、阪神タイガースのリーグ優勝、そして皆様の健康を心から願っています。自分としても、これから長いリハビリになりますが、最善を尽くし、また満員の甲子園球場で良いパフォーマンスを出せるように努力していきますので、引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。」とコメントした。

 石井は11日に行われた沖縄・宜野座キャンプの紅白戦に登板。無死一、二塁から右前打を浴び、本塁後方へのカバーにいった際に負傷した。翌12日に球団は「左アキレスけん損傷」と診断されたと発表。選出されていたWBCの出場も辞退した。

 今季中の復帰は厳しい状況。藤川監督は報道陣の取材対応で右腕をおもんぱかって涙を流し「素晴らしいアスリートですから。また復活する時をね…」と口にしていた。昨季50戦連続無失点のNPB新記録を樹立した無双右腕が、再びグラウンドに立つ日を皆が願っている。

 

 ◆石井 大智(いしい・だいち)1997年7月29日、秋田市生まれ。28歳。

秋田高専から四国IL高知に進み、20年ドラフト8位で阪神入団。23年5月11日のヤクルト戦(甲子園)で高専卒では史上初のプロ1勝。リリーフのみで通算189試合に登板し、6勝4敗10セーブ85ホールド、防御率1・43。175センチ、80キロ。右投右打。

編集部おすすめ