◆オープン戦 中日0―3巨人(22日・北谷)

 今年の巨人は走る。阿部慎之助監督(46)は22日、オープン戦中日戦(北谷)で積極的に仕掛けた。

21日の初戦から2試合連続で3盗塁。ヒットエンドランも鮮やかに絡めて快勝した。「作戦の部分で成功したことがあったので。そこは続けてほしいと思います」と昨年からの変化を示した。

 2回2死一塁。佐々木は通常よりスタートを遅らせてリードを大きく取り、捕手が捕球する瞬間に加速するディレードスチールで二盗を決めた。捕手が投球に集中して走者への注意が一瞬、緩くなるスキをつく作戦。盗塁の選択肢の一つとして効果を実感した。

 6回無死一塁では浦田が二盗。7回無死一、三塁では代走の宇都宮が二盗。ともに初球で成功させ、準備力の高さと勇気も光った。2試合連続3盗塁。

リーグワースト53盗塁だった昨季は2試合連続複数盗塁が一度もなかっただけに、意識改革が進んでいる。

 荒巻、石塚はヒットエンドランで安打を放った。新人の皆川は6回無死二塁で進塁打の一ゴロ。阿部監督は「打者もチームバッティング、こちらのリクエストにしっかり応えてくれてたので、そこらへんは収穫だった」と役割を果たした選手たちを評価した。

 競争の中で結果と内容を見極めると選手に呼びかけているオープン戦。機動力野球、1点を取りにいく細かい攻撃が着実に浸透している。(片岡 優帆)

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