◆オープン戦 中日0―3巨人(22日・北谷)

 巨人の田中将大投手(37)が22日、今季初実戦となる中日とのオープン戦(北谷)に2番手で登板し、2回をわずか16球で完璧に抑えた。先発ローテ入りへ、初実戦から順調な滑り出しを見せ「ここまで本当に全て順調にきていると思います」と白い歯を見せた。

 力強い直球で押し込んだ。2―0の3回から楽天時代の後輩でもある則本からバトンを受けてマウンドへ。最速146キロを計測した直球で田中から空振り三振を奪うなど、テンポ良く投げ込んだ。「きっしゃん(捕手・岸田)ともしゃべりましたけど『真っすぐ良かったですよ』と受けてる捕手にいってもらえたのは良かったと思いますし、自分の中ではある程度狙ったところにしっかり投げられていると思います」。制球も、捕手からのフィードバックも上々だった。

 阿部監督も「去年の今頃とは見違えるほど違いますね」と目を見張った。背番号11は「まだシーズンに向かっていく準備段階であるので、着実にステップアップできればなと思っています」と前を見据えた。より強さも、安定感も増した姿で先発のマウンドに立つ。(水上 智恵)

堀内恒夫Point

 マー君には体調の良さを感じたね。昨シーズン200勝を達成してプレッシャーから解放されたんだろう。気楽に投げているように見えたよ。ボールがシュート回転したり、まだまだの部分は多いけれど、この時期、ベテランに変化球主体の投球をされたら、そうそう打者も打てるもんじゃない。

変化球で打者をはぐらかして、忘れたころにストレート。そんなピッチングで先発として5回を全うする、そんな1年になるんだろう。(スポーツ報知評論家・堀内 恒夫)

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