◆ミラノ・コルティナ五輪 閉会式(22日、ベローナ・オリンピックアリーナ)

 【ベローナ(イタリア)22日=松末守司】第25回冬季ミラノ・コルティナ五輪は22日(日本時間23日未明)、イタリア北部ベローナのオリンピックアリーナで「躍動する美」をテーマに閉会式が行われた。92の国と地域から約2900人が参加し、8競技116種目でメダルを争った氷と雪の祭典は17日間の熱戦を終えた。

 6日(日本時間7日)の開会式が行われたミラノから約160キロ。閉会式の会場は円形闘技場(アレーナ)で行われた。シェイクスピアの悲劇「ロミオとジュリエット」の舞台としても知られ、13世紀の街並みが残る世界遺産都市ベローナで情熱的なフィナーレを迎えた。会場のサイズは、日本の有明コロシアムと同等で世界遺産での閉会式は史上初。オペラ「椿姫」の曲が響きわたり、色鮮やかなパフォーマーたちが序盤を演出した。

 今大会で日本は史上最多24個のメダル(金5、銀7、銅12)を獲得。スノーボードの9個(金4、銀2、銅3)を筆頭に、フィギュアスケートで史上最多6個など、空前のメダルラッシュ。冬の五輪の通算獲得メダル数も100個に到達するなど日本スポーツ史に刻む記念すべき大会となった。

 史上初めて広範囲に会場が分散した「超広域開催」となり、会場はミラノ、コルティナ・ダンペッツォ、リビーニョ、ボルミオ、ヴァル・ディ・フィエンメ、アンテルセルヴァ、ヴェローナなどイタリア北部の広範囲に分散。その範囲は、東京都の面積の約10倍、約2万2000平方キロメートルに及んだ。

 次回、第26回2030年大会はフランス・アルプス地域を中心に開催される。フランスでの冬季大会は1924年シャモニー、1968年グルノーブル、1992年アルベールビル以来、4度目の開催。

会期は2030年2月1日~17日の予定。

 

 

編集部おすすめ