◆2025年度 東京都西支部1年生大会決勝トーナメント ▽決勝 東村山中央ボーイズ(Bブロック)10-0世田谷成城ボーイズ(Dブロック)=5回コールド=(2月15日、日本航空東京都青梅キャンパス)

 東村山中央が優勝を飾った。準決勝では、巨人のU15ジュニアユースチームである多摩川に最大6点差をつけられながら4回に6点を奪い返して逆転勝ち。

決勝では世田谷成城に4回の1イニングで9得点し、5回コールドで世代の頂点に立った。

 ライバル決戦を制し、東村山中央が頂点に駆け上がった。準決勝の相手は、浜谷隆太主将が「全力で倒したかった」と語った多摩川。しかし試合は初回にまさかの5失点。2回で0―6の劣勢に立たされた。

 2回に3点を返し、3点差まで迫った4回1死満塁。岩瀬稔監督(48)は「チームで一番パワーがある」代打の切り札、原島一咲(いっさ)を打席に送った。期待も背番号も大きい93番は「狙っていた」低め、外角直球を一閃(いっせん)。右翼を越える3点適時二塁打になった。塁上で同点を知ると「ほっとした」と、MVPをつかむ好打に笑顔。試合は直後に斯波翔が決勝スクイズを決め、この回6得点で逆転勝ち。決勝も4回に9安打で9点を奪って快勝。

2戦とも5回で試合を終わらせた。

 つなぎの野球の原点は“陸上部生活”にある。冬場の3か月、チームは活動日の土、日、祝日、朝9時から17時まで、タイム走でグラウンドを駆け回った。浜谷主将は「コーンとマーカーしか見ていない」と苦笑いしたが基礎体力は確実に上がった。「この優勝がチームの起爆剤になってくれれば」と指揮官。チームは次の栄冠へ走り出した。

 ◇表彰選手

【最優秀選手】原島一咲(東村山中央)

【優秀選手】西野皓己(世田谷成城)

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