阪神・藤川球児監督(45)が25日、沖縄・宜野座キャンプを打ち上げ、キャンプMVPに異例の9人を選出した。総括会見で恒例の質問に「石黒、木下」と手薄な右の救援2人を挙げると止まらない。

育成捕手の嶋村、現役ドラフトの浜田をはじめ、高寺、中川、元山、小野寺、伊原と計9人もの名前を口にした。

 今春は自身が率いる宜野座組を平均年齢25・5歳の40選手でスタート。「黙って積む」をテーマに地道な練習を繰り返し、「全体的には非常に順調」と手応えをつかんだ。昨季プロ野球記録の50試合連続無失点の石井が左アキレス腱(けん)断裂の大けがを負ったことも、冷静に受け止めた。

 「石井大智という素晴らしいアスリートが歩みを止めてしまったことに深い悲しみはありますが、チームとしては常にそういうことがある。戦力がダウンしたと思っていない」。今は芽吹いた若手ら現有戦力で新たなチームをつくり上げている最中。ここから手腕の見せどころだ。(小松 真也)

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