◇球春みやざきベースボールゲームズ オリックス0―0西武(26日・SOKKENスタジアム)=4回終了後降雨コールド=

 オリックス・平野佳寿投手兼任コーチ(41)が26日、新境地開拓に手応えをつかんだ。対外試合初登板となった西武との練習試合(SOKKEN)で1回を3者凡退。

13球で片付け、すべてゴロアウトだった。新球として習得を目指しているカットボールは2球試し、古賀悠の三ゴロと西川の投ゴロはともにツーシームで奪った。フォークを決め球としてきたレジェンドがまた、幅を広げそうだ。

 「今までは縦(の変化)しか投げていなかった。カットボールとツーシームで、左右。全部を勝負球として使っていきたい」。最近2年は計8セーブにとどまり、25年は3試合。「今までのままじゃダメ」という思いを投球に表現した。滝沢と西川に投げたカットボールは、左打者の内角を意識したもの。昨年から練習し、一時は行き詰まったツーシームにもメドをつけた。

 昨年秋から兼任をスタートさせた。27日で宮崎キャンプが終了。

「先に選手(としての練習)をして、空いた時間に手助けを。そういう雰囲気をつくっていただいて、すごくやりやすかった。頑張って、1軍の戦力になれるように」と充実感を漂わせた。岸田監督も「(投球の)幅は十分。より武器になる球があると、楽に取れるアウトが多くなるかも」と盟友の進化に期待を込めた。3月8日で42歳を迎え、王手をかけている通算1000奪三振も通過点。守護神の闘志は尽きない。(長田 亨)

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