日本サッカー協会は27日、6月開幕の北中米W杯に臨む日本代表がメキシコのモンテレイで事前合宿を行い、大会期間中は米テネシー州ナッシュビルを拠点にすると発表した。

 ナッシュビルのチームベースキャンプ地は、ホテルより車で約20分に位置するメジャーリーグサッカー(MLS)加盟のナッシュビルSCのトレーニングセンター。

天然芝ピッチが2面あり、選手、スタッフそれぞれのロッカールーム、ミーティングルーム、ジム、メディカルルーム、温冷浴設備、プール、サウナ等が完備されている。

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 16強だった前回の2022年カタール大会は、チーム宿舎から車で15分ほどの中東屈指の強豪・アルサドの巨大な施設を使用。フランス、ウェールズの3代表で分け合う形となったが、日本に用意されたのはトップチームが使用するクラブハウスと天然芝2面。施設内には水温40度と6・5度に保たれたジェットバスがそれぞれ2つずつあり、交代浴も出来るなど充実した最新設備が整った環境だった。過去の7大会のW杯キャンプ地は次の通り。

 ▽98年フランス大会(1次リーグ敗退) スイス・ニヨンで最終メンバーが発表され、三浦知良、北澤豪、市川大祐の3人が落選。その後、フランス・エクスレバンに移動。

 ▽02年日韓大会(16強) 静岡・葛城北の丸。非公開練習で完全隔離し、選手は自国開催のプレッシャーと無縁の生活を送る。

 ▽06年ドイツ大会(1次リーグ敗退) ドイツ・ボン。市街地のホテル滞在は1次リーグ敗退の一因となったとの声も。

 ▽10年南ア大会(16強) 標高の高いスイス・ザースフェーで高地順化を行い、南ア・ジョージではゴルフリゾートを貸し切った。

 ▽14年ブラジル大会(1次リーグ敗退) ブラジル・イトゥ。試合会場との気温差が大きく暑熱対策に失敗。

 ▽18年ロシア大会(16強) ロシア・カザン。国内の強豪ルビン・カザンの最新設備を使用。気候面、移動面でもストレスなし。

 ▽22年カタール大会(16強) カタール・ドーハ市内の国内強豪クラブのアルサドが所有する広大な施設をフランス、ウェールズの3代表で分け合う形で使用したが、グラウンドなどはトップチームが使用する最新設備を使用。宿舎、ベースキャンプ地、試合会場すべてが半径10キロ圏内に収まるなど移動のストレスもなし。

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