◆「ラグザス 侍ジャパンシリーズ 2026」日本5―3中日(27日・バンテリンドーム)

 侍ジャパンが中日との壮行試合に臨み、勝利した。3万6727人の大観衆が集う中、この日は大谷翔平ドジャース)が、試合前のフリー打撃で名古屋を沸かせた。

計28スイングで11本のサク越えを放ち、4階席への驚異のアーチも放つなどフィーバーを巻き起こした。その勢いのまま、チームは投打がガッチリとかみ合い、世界一連覇へ弾みをつけた。

 先取点を生み出したのは4番・佐藤輝明(阪神)のバットだ。両軍無得点の初回1死一、二塁、中日・柳の内角低め変化球を完璧に捉えた。今季、新設されたホームランウイングを余裕で越え、右翼中段に飛び込む一発だ。ベンチでは大谷らナインも声をあげ、大喜びした。

 3-0の2回2死からは、侍ジャパンサポートメンバーの広島・佐々木泰内野手が、日本代表のユニホームで“1号”を放った。中日・柳の高め変化球を完璧に捉えた。新設されたホームランウイングを越え、左翼スタンドに飛び込む一発。ルーキーイヤーの昨季はノーアーチだった若ゴイが存在感を示した。「自分でもビックリしています。こういった場面で自信になります」とコメントした。

 7回には同じくサポート侍のロッテ・山本大斗が左前タイムリーで追加点を挙げ、「ネクスト侍」としての存在感を示した。

 投手陣では、先発したサウスポー・宮城大弥(オリックス)が3回1安打1四球無失点の好投。最速は152キロをマークするなど、好調ぶりを見せつけた。9回は守護神候補の大勢(巨人)が登板したが、2死一、二塁となったところで右足に異変を訴え降板。緊急登板した高橋宏斗(中日)が1点を失ったが、最後は二塁・湯浅大(巨人)が好捕し逃げ切った。

 侍ジャパンは前回大会の2023年3月3日、同じように宮崎合宿から名古屋に移動して中日戦に臨んだが、2-7で大敗していた。一転、この日はしっかりと勝利をモノにし、大会連覇へ勢いをつけた。

 チームは3月6日に初戦となる1次ラウンド・台湾戦(東京ドーム)に向け、今後は28日に名古屋で壮行試合1試合、大阪で強化試合2試合を予定している。1試合1試合着実に、チーム力を高めていく。

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