第100回中山記念・G2(3月1日、中山競馬場・芝1800メートル、1着馬に大阪杯の優先出走権)に出走する重賞4勝を挙げる実績馬・レーベンスティール(牡6歳、美浦・田中博康厩舎、父リアルスティール)。前走は大敗したが、重賞2勝の中山の舞台に替わって本領発揮となるか。

同馬を5つのポイントからチェックする。

【戦歴】今回と同じ1800メートルだった2走前の毎日王冠は快勝。前走のマイルCSは2度目の1600メートルでG1に挑むも12着。実績の出ていない関西遠征に、不慣れなマイル戦で相手もそろったG1と、厳しい条件が重なっての敗戦となった。

 田中博調教師は「(前走は)過去最高のイレ込みだったので、マイルが合わなかったのか、競馬の前にだいぶ消耗があったからなのか。一概にマイルが悪かったのかは、なんとも言えない」と振り返るが、しらさぎSに続いて掲示板にも入れなかった。「今回も落ち着きはカギになると思いますが、中山では過去にそこまでイレ込みがきつくてパフォーマンスに影響しそうというのは記憶にない」と田中博調教師は話していた。

【仕上がり】 1週前追い切りは18日に美浦・Wコースで6ハロン82秒0―11秒6。グロスビーク(4歳1勝クラス)を大きく追走して併入した。田中博調教師は「動き自体は少しずつ整ってきていますが、動きが良かった毎日王冠の1週前と比較すると足りない」と慎重。それでも舞台が替わることについては「中山1800は良い条件だと思うので、なんとかしっかり仕上がった状態で使いたい」とプラスに捉える。

 25日の追い切りでは、雨が強く降るWコースを単走で6ハロン83秒3―11秒8。

4コーナーでは前を走る馬を避けるように、内めに進路を取って力強く駆け抜けた。田中博調教師は「シチェーション的に前方外めにキャンターの大群がいたので、進路を迷ったみたいです。それに馬も若干ちゅうちょしたところはありましたが、ゴール後の雰囲気は、この子らしいものがあったかなと思います」と合格点を与えた。万全の状態で臨んだ2走前の毎日王冠を快勝。当時と比べると「先週から着実に良くなっていますが、毎日王冠の時の方が活気に満ちあふれていたような感じがします」と、良化の余地を残しているとジャッジしていた。

【枠】4枠5番

【コース適性】重賞2勝を挙げている得意の中山に舞台が戻る。「中山の1800メートルは良い条件」と田中博調教師も話す。

【データ】過去10年のデータによると、年齢別成績では4歳馬の好走率が高く、3着内率は48.1%。一方、6歳馬の1着率は3.0%、連対率は9.1%、3着内率は15.2%と低いことが気がかりだ。

※本記事は馬トクサイト、スポーツ報知紙面に掲載した記事をまとめたものです。

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