横浜FMのレジェンドOBで昨年途中でコーチを辞任していた松永成立氏(63)が28日、東京V戦の試合前に日産スタジアムでトークショーを行った。

 現在は社団法人F・マリノススポーツクラブのホームタウン/ふれあい部に所属。

コーチを退任してから初めて公の場に姿を見せると、集まった多くのサポーターから「松永コール」を送られ、横断幕も掲げられた。

 冒頭のあいさつで松永氏は「皆さん、本当にお久しぶりでした。この通り、生きております。実は本当はもう少し早く、皆さんの前でお話をしたかったんですけど、8か月ぐらいですかね、お休みしてた間、時間が非常にありましたもんですから、週5回、ジムに行ってて、ちょっと肉体改造が、もう少し時間が必要だったんで、結局この時期までずれ込んでしまってすいませんでした。今日、まさか後ろの横断幕が出て、自分のコールをされると思わなかったので、しゃべる前に非常に感激してまして、少し目に潤うものが実際あるんですが、本当にしみじみこのマリノスの一員であったことを非常にうれしく思っています。本当にありがとうの一言しかないです。これからも末永く、マリノスの応援をしてほしいなと思っています」と思いと伝えた。

 松永氏は昨年5月に2007年から歴任してきたGKコーチを辞任。チームが苦しみながら残留を決めたことについて「本当にサポーターの皆さんの声援の力ってのが一番だったんだろうなと思います」と感謝した上で、名門クラブのOBとしての本音を口にした。

 「ただマリノスっていうチームがどういうチームかってこともサポーター、ファンの人たちは分かってると思うんですよね。やはり一つは勝つこと。もう一つは勝ち星をつなげてタイトルを取る。

常にファン、サポーターの人たちがマリノスがタイトルを取るっていうことで、やっぱステータスを感じながら応援する。それが本来の姿だと思うんですよ。だから自分としては残留もしてほしい、でもやっぱ違うよね。やっぱタイトル取らなきゃいけないよねっていう両方で見てた自分がいたので、残留決まった時はうれしかったですけど、ただ反面、そういうものは常に付きまとって。残留が決まった京都戦の時に監督の大島がインタビューで『強いマリノスを取り戻す。絶対取り戻す』ってことを言ってくれたんで、僕はこれからそれを信じてチームを応援したいと思います。強くしてほしいし、本当に一日も早くタイトルを取ってほしい。その気持ちだけですね」と願った。

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