◆練習試合 巨人4―2サムスン(28日・那覇)=特別ルールで延長11回まで=

 巨人の那覇キャンプは最終クール4日目。韓国・サムスンとの練習試合に臨んだ。

スポーツ報知評論家の村田真一氏は5回に2点を奪った攻撃を絶賛。今季の1、2番候補を占った。

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 インハイを、浦田はバットを内側から出してレフトに犠牲フライを打った。引っ張れば詰まるコースだから、即座に対応したのだろう。左投手から結果を出したことも大きいよね。このキャンプ中は二塁争いに加わって、中でも評価は高かった。スピードがあってな、バッティングも柔軟性があるから広角に打ち分けられる。内側から出るバットの軌道が何よりいいよね。ヒットも出てるし、犠打に四球と、状況に応じるセンスがある。1番バッターとして試されてる段階やけど、可能性は十分に見せられたと思うで。

 阿部監督がどんな上位打線を作るのか。今後の注目ポイントよね。

軸はキャベッジとダルベックだろうから、どうチャンスメイクできるか。この試合は2番に松本剛を入れた。一塁走者に浦田を置いて、右方向に追っつけたヒットは狙い通りやろうし、5回の左翼線二塁打で勝ち越した際は、強引に引っ張った力強い打球だった。22年に首位打者を獲得した実力は伊達じゃないよ。野球を知ってるから使いやすいタイプやね。この1、2番なら自由自在に動けるし、いいイメージが沸いたんちゃうか。

 まだ、いろんなパターンを試していくと思う。泉口は何番に置いても器用にこなせるし、丸だって黙ってないよな。この日は8番の皆川だって素晴らしいバッティングしてたで。5回に左投手から打った中前安打は低めのボール気味をライナーに変えた。かかと体重にもならないし、間の取り方もいい。頭が全く動かないのもいいよな。

7回の右前安打も強烈な打球だった。スピードもあるし、こちらも1番候補に入ってくるんちゃうか。見どころ十分やね。(村田 真一)

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