◆明治安田J1百年構想リーグ東▽第4節 横浜FM3―2東京V(28日・日産スタジアム)

 東京Vは敵地で横浜FMに2―3で敗れ、開幕からの連勝は3で止まり、首位から陥落した。

 Jリーグ開幕カードで「クラシコ」と銘打たれた一戦。

立ち上がりから相手の圧力を受ける形となり、前半アディショナルタイム4分に横浜FMのFW谷村に先制点を決められると、後半2分にはFWクルークスの左CKからFW遠野に豪快な左足シュートをたたき込まれて0―2。さらに同4分にはMF山根にミドルシュートを決められて3点のビハインドを背負う展開となった。

 後半24分にFW染野が頭で2戦ぶりとなる今季2点目を決めて2点差に迫り、後半アディショナルタイム1分にはDF吉田が直接FKをたたき込んで1点差に迫ったが及ばなかった。

 試合後、城福浩監督は「ここまで来てくれたサポーターに、非常に拙い試合を見せてしまったなと思います。申し訳ないなと思います」と会見の冒頭で謝罪。続けて「時間帯で見れば、前半終了間際、後半の開始早々というところの、あれを気が緩んだと言うべきか、入りとか終わり方が相手の方が気持ちが上回ったというのは、このチームにとってはあり得ない、あってはならないことなので、そこはまだまだメンタル的なところを含めて向上していかなければいけないなと思います」とゲキを飛ばした。

 また前半は選手からの提案を受けて、あえて向かい風での戦いを選択。ただ、結果的に相手の勢いを受けてしまう形も多くなったため、指揮官は「ならば絶対の守備じゃなきゃダメですね。何のために風下をあえて取ったのか。それであの守備は僕はちょっと納得いかないです。後半は風上になって攻めやすくなったかもしれないけれども、そんなことにも前半、なぜそれをやったのかと、なぜ彼らが提案したのかと。0―0で終わらせない限り、このチームは絶対上に行けないんです。

あのメンバーであれば守備が絶対でなきゃいけないはずなんで、風上、風下、多少関係あったとしても、それがちょっと僕は、僕のアプローチも含めて見直さなきゃいけない」と厳しい表情を浮かべた。

 開幕4戦目での初黒星は反省材料が多い内容となっただけに「前半のメンバーであれば、もちろんうまくいかないことはあったとしても、守備はもっと絶対でなければいけない。守備が緩すぎました。終了間際だけではなくて、ある程度攻撃でノッキングを起こしたとしても、守備が絶対でなければならないメンバーで、絶対じゃなかった。前から奪いに行くというシーンも含めて、迫力がなさすぎたと思います。後半はご覧になった通り、入りが全てだったと思うので、キックオフから含めて、相手に前への推進力を許して、コーナーを奪われた。あんな試合をしてては、おそらくこのチームは今後勝ち点は一つも取れないと思うので、もう一度試合に臨む空気感を含めて見直したい」と強調。「成長」をキーワードに掲げる若いチーム。初黒星を今後への力に変えなければいけない。

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