◆練習試合 巨人4―2サムスン(28日・那覇)=特別ルールで延長11回まで=

 巨人のドラフト4位・皆川岳飛外野手(22)=中大=が28日、韓国サムスンとの練習試合で2安打を放ち、今キャンプの実戦全7試合で出塁をマーク。目標の開幕スタメンに向けて猛アピールが止まらない。

「今日は比較的に自分のスイングができた回数が多かった。最後の打席以外は自分のタイミングで打てた」と納得の表情でうなずいた。

 「8番・右翼」で先発出場。5回無死一塁の第2打席で3番手左腕の真ん中低め直球をすくい上げ、中前に運んだ。7回無死一塁の第3打席では、カウント3―1から5番手右腕の高め変化球を振り抜き右前打。一、三塁にチャンスを広げ、追加点につなげた。「打てというサインが出たので、初球からガンガン行こうという気持ちで入れた。有利なカウントで振れたというのが一番いい状態だと思う」と振り返った。

 選球眼とコンタクト率のよさを発揮し、紅白戦を含む2安打を続けている。通算で18打数6安打の打率3割3分3厘、四球も5つ。23打席で11出塁と安定したパフォーマンスが続く。「(意識は)あまりないです」と目の前の1試合、1打席に集中。

結果が出ているが、内容にもこだわっている。「『あ、打てる』みたいに感じる打席を増やしたい。そういうオーラというか、振っていなくても相手投手が嫌がるような立ち居振る舞い、打席の見逃し方を意識しながら練習でも頑張りたい」と打席での雰囲気作りに努めている。

 外野のレギュラー候補で侍ジャパンにサポートメンバーとして帯同している中山も3月からチームに戻る予定。新加入の松本もこの日2安打を放ち、ポジション争いが激しさを増す中でルーキーがひときわ目を引いている。「開幕スタメンになるという自信は入ってきた頃から持ちながらやっている。常々言っていますし、見えてこないと思ったらもう負けだと思うので。キャンプは明日で終わりますけど、実戦でも結果が出ているので、そこはぶらさずにやりたいなと思います」。先輩を追い抜く勢いで新星が突っ走っている。(臼井 恭香)

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