◆明治安田J1百年構想リーグ(イースト)▽第4節 浦和2―3鹿島(28日・埼玉スタジアム)

 鹿島は0―2の展開から3得点を決め、鮮やかな逆転勝ちで浦和を3―2で下した。

*  *  *

 鹿島がまたしてもクラブの“伝統芸”のセットプレーでスコアを動かした。

 0―2の前半45分にFWレオセアラがPKで1点を返すと、後半10分のFW鈴木優磨の豪快ヘッドはMF樋口雄太の鋭い右CKから。後半45分にはMF柴崎岳のピンポイントCKをFWチャヴリッチが沈め、勝ち越しに成功した。

 クラブの“伝統芸”とも言えるセットプレーが、今季は猛威を振るっている。

 第1節FC東京戦(1△1、PK戦負け)ではDFキムテヒョンがCKの流れからチームの初ゴールを奪った。第2節横浜FM戦(1〇0)は流れの中からの決勝点だったが、第3節柏戦(2〇0)ではFKをファーサイドで鈴木が折り返し、レオセアラが右足ボレーで流し込んだものと、CKでのDF植田直通のヘディング弾で2ゴールを奪った。

 今季7ゴールのうち5ゴールをCKとFKから奪っており、いずれも得点者が異なる(キム、レオセアラ、植田、鈴木、チャヴリッチ)。得点の形もニア(植田)、GK前(チャヴリッチ)、ファー(鈴木)、ファーサイド折り返し(レオセアラ)、こぼれ球(キム)と実に多彩だ。

 ここに昨季ヘディングで4ゴールを決めたMF知念慶も控えているのだから、この先の対戦相手のスカウティング担当が頭を抱えているに違いない。3連勝で首位に浮上した鹿島に制空権を渡す気はさらさらない。(岡島 智哉)

編集部おすすめ