中東情勢の悪化が、競馬ファンをやきもきさせている。 

 米軍とイスラエル軍の軍事作戦とイランの報復攻撃の影響で、アラブ首長国連邦(UAE)が2月28日、ドバイ国際空港などを発着する全便を当面、停止することになった。

 各メディアでも悪化する中東情勢が報じられており、日本航空は、すでに3月3日まで羽田空港とカタールの首都ドーハ間を欠航することを発表している。

 これらの事態に競馬ファンが素早く反応した。3月28日には、ドバイのメイダン競馬場で「ドバイ・ワールドカップデー」が開催。昨年のブリーダーズCクラシックを制し、2025年のJRA年度代表馬に輝いたフォーエバーヤング(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール)がドバイ・ワールドC・G1に出走予定。有馬記念3着のダノンデサイル(牡5歳、栗東・安田翔伍厩舎、父エピファネイア)は、ドバイ・シーマクラシック・G1、昨年の最優秀3歳牡馬ミュージアムマイル(牡4歳、栗東・高柳大輔厩舎、父リオンディーズ)は、ドバイ・ターフ・G1に出走を予定するなど、日本馬が多数、同地への遠征を予定しているからだ。

 なお、2003年にはイラク戦争が勃発した影響で、ドバイワールドCに出走予定だったゴールドアリュールが渡航を断念(レースは開催)。2020年には、新型コロナウイルスの感染防止の観点から、ドバイワールドカップデーの開催が中止となっている。

 ファン注目のレース開催までまだ期間はあるが、28日夜から3月1日になっても、SNS上では「馬と人の安全第一。ドバイワールドカップも開催して、エバヤン無事に帰ってこれるのか心配」「やはり軍事攻撃はこういう平和イベントにモロに影響あるんですよ」「開催どころか無事に帰ってこれるのか心配だ」「 こりゃかなり緊迫してんな」「まだ一ヶ月あるからやれる可能性はゼロではない?」「ドバイワールドカップデーが近いので非常にまずいです」「ドバイワールドカップデー終わったかもしれん…」「中東がやばいんだっけか。ゴールドアリュールが回避したのを思い出すわね……」「またドバイワールドカップデー中止とかイランことやめてくれよなー」などのコメントが続々と寄せられている。

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