今週のレースで競馬界を去る西園正都調教師(70)=栗東=、佐々木晶三調教師(70)=栗東=の引退セレモニーが3月1日、阪神競馬場の昼休みにウイナーズサークルで行われた。

 西園正調教師は1998年に開業。

1999年の阪神JS(ヒサコーボンバー)で重賞初勝利を挙げ、2001年の阪神JF(タムロチェリー)でG1初勝利を挙げた。主な管理馬は2012年のマイルCSなどを勝ったサダムパテックや2024年のJBCクラシックなどを制したタガノビューティー。この日は11頭の大攻勢を予定している。

 西園正都調教師「普通に今日最後だな、と考えながら来ました。家内は昨日眠れなかったらしいですけど、私が横でグーグー寝ていたので、何も感じていないんだな、と後で言っていましたね。いつも通りの感じでした。

 先輩や調教師の方々が引退するのを他人事のように見てきましたが、自分がこの身になると、この競馬の世界でお世話になったんだなという気がしてきました。

 (半世紀以上競馬に携わってきた)こんなに私の天性に合った仕事というか、もし生まれ変わってくることができるのであれば、騎手でありたい、調教師をやりたいなと思っています。

 一番の思い出はタムロチェリーで、青森産馬として、G1を勝ったこと(2001年阪神JF)。本当にうれしかったし、感動です。あとはロードカナロアの連勝をハクサンムーンで止めたこと(2013年セントウルS)も本当に印象に残っています。

 馬券の方は少しずつ買って、皆さんの苦しみを味わおうかなと思っています。

 長い間ありがとうございました。本当に皆様に感謝の気持ちでいっぱいです」

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