昨秋のプロ野球ドラフト会議でソフトバンクに育成4位で指名されたオイスカ浜松国際高の大橋令和内野手(18)が3日、卒業式に出席した。同校初のプロ野球選手となった期待の大型内野手は、久しぶりに球友らと顔を合わせ、楽しいひとときを味わった。

 プロ野球の世界に足を踏み入れて2か月が過ぎた。1月上旬に福岡で入寮。新人合同自主トレから初の春季キャンプを経験、今までとは違った野球漬けの日々を過ごした。「みんな速くて、うまい」。レベルの高さを痛感しながらも、「今年1年、まずは、体作りから」と、足元を見つめる。入団当初、177センチ、75キロだった体も少しずつ大きくなり、現在は79キロ。「今年中に80キロ以上に(まで)増やしたい」と肉体改造に着手している。

 キャンプ中には、目標の選手でもある、先輩・今宮健太遊撃手の動きを間近で見る機会に恵まれた。捕球からスローイング、無駄のない一連の動作に目をこらした。「取ってからの速さとか勉強になります」。名手のプレーを頭に焼き付けた。

 4日午後、福岡に戻り、5日からチームに再合流する予定だ。

今季中の目標には「2軍の試合に出たい」と掲げた大橋は、「将来的に今宮選手のような選手を目指したい。そして、ゴールデン・グラブ賞を取りたい」と、ぶち上げた。3年間過ごした母校を巣立った未完の大器が、厳しいプロの世界で飛躍を目指す。

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