◆WBC強化試合 阪神―日本(3日・京セラドーム大阪)

 侍ジャパンドジャース大谷翔平投手(31)が「1番・DH」で先発出場し、2点リードの5回先頭で迎えた第3打席に代打・佐藤輝(阪神)が送られ、途中交代した。2打数無安打。

前日から5打数ノーヒットで、WBC前最後の実戦を終えた。

 大谷はこれが侍1番デビュー。初回の1打席目は阪神先発・伊藤将司投手の初球の真ん中カーブを引っかけて一ゴロに倒れ、球場からはため息が漏れた。打席に向かう際には、阪神・藤川監督に一礼。メジャーでもルーチンとする敵将へのあいさつは日本でも欠かさなかった。3回1死二塁では、二ゴロに倒れた。

 1点リードの3回1死二塁で迎えた2打席目は2打席目は二ゴロ。右腕ラグズデールのカウント1―2から132キロのカーブに泳がされた。

 大谷は前日のオリックス戦では、レフトスタンドから日本ハム時代の応援歌が流れる“粋な演出”の中、フルスイングを連発。だが外野フライ2本と空振り三振の3打数無安打だった。実戦は2月21日(日本時間同22日)のエンゼルスとのオープン戦以来。井端監督は「何も心配していない。

日本に来て投手の球を(見るのが)1週間くらい空いていた。良い形で試合を終えて本番を迎えてくれれば」と全幅の信頼を寄せる。

 大谷の打順を巡っては、強化試合2戦で1番と2番をテストする見込みで、オリックス戦では2番で結果は残せなかったが、この日は1番でスタメンに名を連ねた。ドジャースでは主に1番打者を任され、球団初のワールドシリーズ連覇に導くなど、MVP4度を誇るメジャー屈指のリードオフマンが、“リベンジ”を狙う。

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