巨人を応援する財界人の集い「第34回 燦燦(さんさん)会総会」が3日、都内のホテルで行われ、首脳陣と1軍選手を含め約180人が出席した。

 燦燦会は昨年6月に89歳で亡くなった長嶋茂雄さんが巨人の監督に復帰した93年に当時の背番号「33」にちなんで結成された。

この日は総会の冒頭で出席者全員で黙とうをささげた。

 その後、燦燦会の会長を務める御手洗冨士夫キャノン代表取締役会長兼社長CEO(90)があいさつした。

 「昨年のジャイアンツはリーグ2連覇、13年ぶりの日本一を目指してスタートしたわけですが、不本意ながらリーグ3位に終わってしまいました。途中では阪神にどんどん差を開けられる様を見ておりましたが、監督以下、コーチ、選手の方々はどんな思いで見ていたのか、本当に悔しい思いをかみしめていたんじゃないかと思います。我々ファンにとっても歯がゆい思いをする長い間でございました。先月2月7日に私は宮崎キャンプを訪問して、つぶさに練習を見てきましたが、その悔しさのせいもあってか、大変選手たちは活発に動いておりまして、練習に励んでおりました。今年はいけるんじゃないかと私はうれしく思って眺めておりました。チームの中では、このシーズンオフに4番バッターの岡本選手がメジャーに行ってしまいまして、大きな穴が空いておりますが、考えようによっては多くの人に4番バッターという栄光あるポジションにつける、またとないチャンスが来たと考えられますので、若き、あるいはベテランの人たちも、このジャイアンツの栄光ある4番バッターを目指して、努力してくれることを期待しておるところであります。今年は大学、社会人、大リーグや他球団から新しい新戦力が加わって参りました。キャンプでもまれて成長を遂げた若手の力と融合すればチームとして大きな力となりまして、いっそう迫力のある試合をし、白星街道を突っ走ることができるんじゃないかと期待しておるところであります。今年のスローガンは前進、ジャイアンツチャレンジ。監督のモットーでございます。

私どもビジネスの世界では、常に変化は進化だと、変身が前進だと申し上げておりますが、振り返りますとジャイアンツの栄光の歴史とは実に、現状に甘んじること無く変化と挑戦を積み重ねてきた歴史にほかならないことに気づかされます。我々の会もチームと志をともにして、勇気を持って荒波を乗り越えて、前進して参りたいと思います」

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