巨人の阿部慎之助監督(46)が4日、遠征6試合の期間中に段階的に戦力見極めを行う可能性を示唆した。「宇部とか福岡ぐらいから絞っていかないと。

東京ドームに帰ってくる時には前も言った通り、開幕へある程度固めていきたいと思っているので」と明言。若手は1軍生き残りへの第一段階として10日のソフトバンク戦(宇部)までの4試合が勝負になる。

 東京D初戦の14日の日本ハム戦(東京D)で開幕を見据えた布陣で臨む方針。そこまでに6、7日のオリックス戦(京セラD)、8日の阪神戦(甲子園)、その後のソフトバンク3連戦(10日は宇部、11、12日はみずほペイペイ)と敵地での6試合があり、「そこがリミットになる」と競争の最終章に掲げている。

 その中で「外国人は宇部は行かないかな。勇人(坂本)は京セラの後に帰ってランド(G球場)で(練習を)やって福岡」と一部ベテラン主力は10日の宇部の試合は参加せず残留練習する。1、2軍のボーダーラインの若手からすれば宇部での試合はアピールの絶好機だ。2軍降格について「甲子園はないかな」との見通しで、早ければ10日の宇部の試合後に最初の判断が下される。

 現在1軍は侍ジャパンのサポートメンバーだった中山を含めて野手21人。投手19人。捕手は「1軍の投手が教育リーグで投げたりするから少し変動がある。降格、昇格じゃなく(2軍への)参加型にして捕らせないといけないから」と臨機応変に入れ替える方針だが、その他のポジションはシビアに人数を絞る。

開幕メンバーの選定が本格化する中で1球、1打席の重みが増していく。(片岡 優帆)

 〇…巨人はこの日、G球場室内練習場で1軍全体練習を行った。冒頭の1時間はシャッターを閉め切っての完全非公開に。“鉄のカーテン”について阿部監督は「確認事項があって。攻撃も守備も」と説明した。出場機会確保のため3日に2軍のWBCオーストラリア代表戦(宮崎)に参加した横川、森田、田和、山瀬、荒巻、小浜、宇都宮、知念の8選手は休養日で、5日に1軍に再合流する。

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