プロボクシングのWBC世界バンタム級王者・井上拓真(30)=大橋=と元世界4階級制覇王者でWBC同級4位の井岡一翔(36)=志成=が、5月2日に東京ドームで対戦することが6日、発表された。拓真は昨年11月に獲得した王座の初防衛戦。

井岡が勝てば、日本男子初の世界5階級制覇となる。

 同興行のメインイベントでは、拓真の兄で世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(32)=大橋=がWBA&WBC&WBO同級1位・中谷潤人(28)=M・T=の挑戦を受ける。

 拓真は昨年11月24日、トヨタアリーナ東京で行われたWBC同級1位・那須川天心(帝拳)との王座決定戦で3―0の判定勝利を収め、1年1か月ぶりの世界王座返り咲きを果たした。WBA同級王者時代の24年5月6日にも東京ドームのリングに上がり、石田匠(井岡)に判定勝ちして2度目の防衛に成功している。今年2月の2025年優秀選手表彰式で技能賞を受賞し、今後について「一番は統一戦がやりたい。それがかなわないのであれば、ファンが望むようなワクワクするようなカードをやっていきたい」と話していた。

 対する井岡は、昨年大みそかに大田区総合体育館でバンタム級転向初戦となるWBA同級挑戦者決定戦に臨み、マイケル・オルドスゴイッティ(ベネズエラ)に4回KO勝ち。リング上で「井上拓真チャンピオンに挑戦させていただきたい。来年5月、井上尚弥選手と中谷潤人選手がドームで試合すると聞いている。そこで僕たちも盛り上げられたら」と拓真を“逆指名”。試合後の会見で「東京ドームに立てて、5階級制覇を決められたら最高じゃないですか。舞台は整い過ぎじゃないですか」と話していた。

 拓真の兄・尚弥は、中谷戦後にフェザー級に転向し、5階級制覇を目指すことが濃厚。拓真にとっては、兄より先に井岡に偉業を達成されることをストップする一戦でもある。

 戦績は井岡が32勝(17KO)4敗1分け、拓真が21勝(5KO)2敗。

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