バスケットボールB1リーグは中断期間を経て、きょう7日に再開する。京都ハンナリーズ広報によるコラム「マンスリーハンナリーズ」は、元お笑いタレントの経歴を持つ笠川真一朗広報(31)が担当。

今回は、1月29日に開催されたリーグ初の新人ドラフトを現地で見届けた思いをつづります。

 Bリーグで初めて新人ドラフトが開催されました。個人としての感想は、純粋に感動しました。人生が大きく変わる節目の瞬間。現地で映像を撮りながら涙がこぼれました。

 京都ハンナリーズは、2巡目1位(全体7位)で日体大のシューティングガード・西部秀馬選手を指名しました。京都・東山高出身で、3ポイントシュートとスピード、フィジカルを生かしたディフェンスが魅力。指名直後のインタビューは淡々と答えていましたが、終わった後に聞くと「不安から解放されて安心しました。指名されるか不安で、会場にいることが苦しかったです」と。これが当事者たちのリアルな気持ちなんだと実感しました。

 会場を出ると、彼は真っ先に母親の元へ。涙を流して抱き合う姿を見て「人の夢や目標が達成される瞬間に代わるものなど存在しないな」と、またジーンときました。

人懐っこく、少し照れ屋な部分もかわいらしいですが、人に流されない芯を持った強い男。誰からも愛される選手になれるよう、支えていこうと私は心に誓いました。きっと、とんでもないプレーヤーに飛躍してくれるはずです。

 ◆笠川 真一朗(かさかわ・しんいちろう)1994年3月9日、奈良県生まれ。31歳。龍谷大平安時代は野球部で記録員として2011年夏の甲子園でベンチ入り。立正大でも野球部マネジャー。卒業後、百貨店勤務から転身し、お笑いコンビ「豚骨ホームラン」のツッコミとして活動。引退後の22年5月から現職。

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