◆2、3軍紅白戦 紅組3―0白組=特別ルール5回まで=(6日・ジャイアンツ球場)

 巨人の育成ドラフト1位・冨重英二郎投手(24)=BC神奈川=が6日、ジャイアンツ球場で行われた2軍、3軍紅白戦で実戦初登板。特別ルールで最終回となった5回に紅組の3番手として登板し、わずか9球の完全投球で試合を締めた。

 この日の最速は、自己最速まであと1キロと迫る150キロ。侍ジャパンのサポートメンバーに抜てきされ、練習量確保を目的に5日から2軍に合流していた中山を145キロ直球で左飛に仕留めると、続くティマを149キロで二ゴロ、ドラ6ルーキーの藤井を148キロで中飛に抑えた。「緊張していたんですけど、1イニングだけだったので、まずは腕を振ってゾーンで勝負しようと思っていました。ゾーンにしっかり集められたのでよかった」と手応えを口にした。

 2軍スタートだった春季キャンプでは、第2クールでインフルエンザに感染し無念の離脱。離脱期間中に体重が減ったことを踏まえ、回復後は私生活を一から見直した。「土台が崩れてしまったので、そこを戻しました」。これまであまり食べられなかった朝食の量を増やすために、起床後には散歩に出かけ、朝風呂につかるなど工夫。おかげで食事量は増加したといい「結果的にはキャンプ終わりに、今までの体重からプラス1キロで終われた。体作りの面では成長できたかなと思います」とうなずいた。

 好スタートを切った左腕だが、慢心はない。「スピードは出たんですけど、少しまだフォームが固まっていなくてばらつきがあった。

でも、いい収穫があったかなと思います」。一つずつ課題をつぶして、まずは支配下を勝ち取る。(北村 優衣)

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