日本代表のメダルラッシュとなったミラノ・コルティナ五輪の余韻が残る中、新たな“りくりゅうペア”が甲子園デビューする。33年ぶり4度目の出場となる崇徳(広島)のエース左腕・徳丸凜空(りく、3年)と、捕手で主将の新村瑠聖(りゅうせい、3年)だ。

新村は連日のフィギュアスケートの大見出しに「新聞を見て『あれっ』と思いました」と告白。初めて目にした時は一瞬、自分たちのことかと驚いたようだ。

 巨人の昨年ドラフト1位・竹丸和幸投手(24)の母校は76年春に初出場V。攻守の中心となるバッテリーが、古豪復活のカギを握る。徳丸は強気の投球が持ち味で、昨秋の中国大会4試合を一人で投げ抜き1失点。準々決勝からは3戦連続完封の快投を見せた。新村も新チームになって以降、練習試合を含めると打率5割。1番打者として、春切符獲得の原動力となった。

 この日の抽選で、初戦の相手は八戸学院光星(青森)に決まった。「ロースコアの戦いになると思う。細かいところを120%出せるように準備したい。2度目の日本一を目指します」と新村。

氷上で躍動する本家に負けじと、黒土の聖地で金メダル級の存在感を示す。(吉村 達)

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