第98回センバツ高校野球大会(19日開幕・甲子園)の組み合わせ抽選会が6日、大阪市内で行われた。近江(滋賀)は山田陽翔(西武)らを擁して準優勝した22年以来のセンバツ勝利を目指し、大垣日大(岐阜)との“おとなりさん対決”に挑む。

年に2、3度練習試合をすることもある隣県のライバルとは23年夏の1回戦でも対戦。2―7で敗れた。

 昨春から就任し、甲子園初采配となる小森博之監督(42)は「関ケ原の合戦」と苦笑い。「初戦という感覚ではなく練習試合のつもりで。僕も選手も初めての甲子園。リラックスして臨みたい」と強調した。

 勝てば、滋賀県勢初の甲子園通算30勝(現在29勝24敗)に到達する。その先に見据えるのは県勢初の全国制覇だ。最速148キロ右腕・上田健介(3年)をリードする捕手で、4番の杉本将吾(3年)は「優勝するために近江へ来た。まず一戦一戦、目の前の相手をリスペクトしながら勝ち上がりたい」と力を込めた。

 多賀章仁前監督(66)=総監督=が率いた15年春も、2回戦で県岐阜商に0―3で敗れた近江。今度こそ、甲子園「三度目の正直」で岐阜県勢を打倒し、勢いづく。

(田村 龍一)

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