プロフィギュアスケーターの羽生結弦さん(31)が座長を務めるアイスショー「羽生結弦 notte stellata 2026」は7日から3日間、宮城・セキスイハイムスーパーアリーナで開催される。本番を想定したリハーサルが6日、会場で行われた。

スペシャルゲストの東北ユースオーケストラと対面。コラボ演目を初めてリンクで合わせ、絆を深めた。

 羽生さんと東北ユースオーケストラが、リンクで初対面を果たした。出演スケーターが一列に並んでの自己紹介タイム。拍手を送り合う和やかな雰囲気の中で、練習はスタートした。「よろしくお願いします」と優しい笑顔を向ける座長の姿があった。コラボナンバーを初めて生演奏で合わせた。真っすぐな意志が込められた音色に、熱のこもったスケートで呼応した。

 東北ユースオーケストラは2011年の東日本大震災直後から続いた、坂本龍一さんと被災地の子どもたちの音楽の交流をきっかけに誕生した。岩手、宮城、福島の小学生から大学生までが所属する約90人の混成オーケストラで、今回は50人が参加。東北から音楽を通して感動を伝えていきたいという強い思いが、活動の源になっている。スケーターとオーケストラが心を重ねながら、準備を進めていった。

夕方に始まったゲネプロでも、一体感が会場を包んだ。

 11日で東日本大震災発生から15年になる。羽生さんは今回のショーの開幕前に言った。「東日本大震災の後に生まれた子どもたちや、東日本大震災の時に記憶がないくらい小さい子どもたちにも、震災が大変だったということや、震災があったからこそ学べたことを伝えていくことの意義を感じている」。リハーサルから全力を尽くす様子は変わらない。氷上から祈りをささげ、希望を未来へつないでいく。(高木 恵)

 ◆配信 「東和薬品 presents 羽生結弦 notte stellata 2026」はHuluで独占生配信。

編集部おすすめ