落語家・柳亭小痴楽(37)が6日、NHKラジオ第1で放送中の「小痴楽の楽屋ぞめき」(日曜・後1時5分)の番組初となる公開収録を、東京・千代田区の有楽町朝日ホールで行った。

 若手真打ちのトップランナー・小痴楽が寄席の楽屋のような雰囲気のなか、仲間たちと「ぞめく(=浮かれ騒ぐ)」トークバラエティー。

小痴楽は演目「堪忍袋」を披露したほか、ゲストの林家たい平(61)を迎えてのトークで盛り上げた。

 2023年の放送開始以来、落語ファンの間で人気に。小痴楽は収録を終えて報道陣の取材に応じ「4年目に突入することを(所属する落語芸術協会会長の)春風亭昇太師匠に報告したら、『なぜ4年も続くんだ』と。首をかしげて帰られたことを絶対忘れないですね」と明かして笑わせた。

 普段のスタジオ収録とは違い、約700人の観客を前にしての大がかりな収録に「お客さんの反応があると雰囲気が変わる」。集中力も上がったが「人前だとふざけちゃうの。もう楽しくなっちゃって。時間のことも流れも考えられない。だから1人では絶対できない」と、ともに出演した瀧川鯉八(44)、春風亭一花(39)の2人に感謝した。

 落語をもっと広めていく上で一花が「楽しそうであることが大事。この番組はそれを絶妙にかなえている」と語ると、小痴楽も「落語とか楽屋を楽しそうに感じてもらいたい」と同調。親交のあるガールズバンド「Gacharic Spin」のアンジェリーナ1/3(24)をゲストに迎えたことを例に、「他分野の人に助けてもらうことも大事。

仲良くしてくれている(作家の)万城目学さんに出てもらいたい」と願った。

 ジャンルを超えて活躍する講談師の神田伯山(42)から刺激を受けており「何年間も演芸界にいろんな人の目を向けてくれている。僕らも『なるほど、演芸ってすげえな』と思わせて、絶対に結果を残さないといけない。『―楽屋ぞめき』もその要素の一つ。今まで以上に(人気に)なってくれるような何かがあれば。あと数年以内に結果を残したい」と誓った。

 公開収録の様子は15日に同番組で放送される。

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